早期退院・転院について

病状安定後の早期退院や転院に関するご理解とご協力のお願い (大切なお知らせ)

当院は、主として急性期治療を実施する病院 (急性期病院) としての機能 (役割) を担っております。急性期治療が必要な重症患者さんを直ちに受け入れるには、日頃から入院用の空きベッドを準備しなければなりません。

このため、入院時より退院に向けた支援を行い、急性期の集中治療に目途のついた患者さんにつきましては、早期の退院 (通院治療・かかりつけ医等へのご紹介)や転院 (当院と連携する療養型病院・施設入所等) をお願いし、新たに急性期の治療が必要な患者さんに入院ベッドを提供するという方針をとっています。

退院先がお決まりでない患者さん (ご家族)におかれましては、1階④総合医療相談センターの係員 (医療ソーシャルワーカー・退院支援看護師・連携担当職員) がご相談を受け付けますので、担当医に相談の上、ご利用ください。

尚、急性期病院としての機能維持のため、下記の範囲内での転院支援を基本とさせていただきますので、ご承知おきください。

※当院より紹介や調整をする病院・施設等については原則、連携協力病院・施設等の中から、担当係員がその時の待機期間等を考慮した上で、患者さん・ご家族等に提案・調整をさせていただきます。

※長期の転院待機期間が予想される病院・施設等のご相談や調整には対応しかねますので、必ずしも患者さん・ご家族のご希望に沿えない場合があることをご了承ください。

総合医療相談センターの退院支援は、患者さん・ご家族の代理・代行はできません。ご家族等の関与・協力が不可欠となります。

当院の急性期病院としての機能維持につきまして、ご理解・ご協力の程、お願い申し上げます。

入院から退院までのイメージ

※ 転院・通院先等へのご紹介にあたっては、診療情報等の提供を行います。

※ご状態安定後の療養先につきましては、ご家族などで入院当初より、具体的な検討をされることを推奨致しております。

川崎地域での療養先確保の状況は、他の政令指定都市に比べて極めて厳しく、患者さんのご状態・費用負担・入院 (入所)までの待機期間などの受入れ条件が病院(施設)によって大きく異なりますので、ご留意下さい。

当院ではサポートサービスとして、1階④窓口総合医療相談センターにおいて各種相談に対応致しておりますので、主治医に相談の上、ご利用下さい。