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出産について

分娩予約方法

分娩予約を、以下の表のとおり受付しております。当院で分娩をご希望の方は、下記へご連絡いただき分娩予約をお取りください。

※里帰りなど他院で分娩を予定している方の妊婦健診、及び分娩仮予約はお断りしております。

受付時間 14:00~16:30(平日)
お問合せ先 Cブロック受付
電話番号 044-411-3131(代)

分娩予約状況

上旬 (1-15日)下旬 (16-31日)
12月       ×       ×
2025年1月       ○       ○
2025年2月       ○       ○
2025年3月       ○       ○
2025年4月       ○       ○
2025年5月       ○       ○
2025年6月       ○       ○
2025年7月       ○       ○
2025年8月       ○       

分娩予約受付を終了した場合でも、キャンセル等により予約受付を再開する場合があります。

お産の流れ

当院で出産いただく妊婦さんに、お産セットをお渡ししています。持参いただく荷物も少なくてすむため、入院もスムーズに行うことが可能です。

陣痛が来たら

初産婦

5~10分毎の陣痛になったとき

経産婦

15分毎に規則的な痛みがあるとき
8:30~16:30(平日):044-411-3131(代)
それ以外の時間:病棟直通電話(テキストに記載)

出産

お産が近くなったら分娩室へ移動します。当院では、立ち会い出産(ご主人のみ)を行うこともできますので、ご希望の方は事前にお知らせください。

早期母子接触

お産のあと、2時間ほど分娩室で過ごします。その間、お父さん・お母さん・赤ちゃんの3人で面会します。
赤ちゃんは、お母さんの胸の上で休んでいただきます(事前に早期母子接触の同意書に同意・署名された方のみ)。

助産師外来

当院は、妊娠中の悩みや不安などをご相談 いただける助産師外来を設けており、経過に異常がなければご受診いただけます。病棟助産師が外来でお話を伺いますので、出産日を迎える前から病棟スタッフがサポートに入ることができます。体重コントロール、妊娠中の生活、おっぱいケアなど心配で不安な気持ちに寄り添った生活指導を行いますので、ぜひ積極的にご活用ください。

妊婦健診

当院の産科では、医師と助産師が協力し合いながら、妊娠中の皆さまのマタニティライフを支援しています。妊婦健診のシステムは、妊娠20週までは医師による健診で、その後は医師による健診と助産師による健診になります。(ハイリスク妊婦の方は除きます)

妊婦健診のスケジュール

(※健診の週数は前後する場合があります)

妊娠週数妊娠初期~23週
(4週間に1回)
妊娠24週~35週
(2週間に1回)
36週~出産まで
(週に1回)
医師の健診 12・16・20週 24・28・30・34週 36・38・40・41週
助産師外来 - 26・32週 37・39週

妊婦健診の流れ

※近医で妊婦健診を受けている方は、32週までに当院での健診にお戻りください。予定日が変更になった場合は、次回の健診時に医師にお伝えください。

※体調が心配で、予約外の診察を希望される方は、11:00までに来院してください。

 

風邪や感染症(下痢・嘔吐・インフルエンザ等)の病気の場合は、他の妊婦さんに感染の危険があるためクリニックなどで受診をお願いいたします。産婦人科以外の症状の場合は、妊娠中であることを伝え、必要な科を受診してください。

出生前診断

遺伝相談外来 (木曜 14:00~)

遺伝相談外来は、主に出生前遺伝学的検査に関する遺伝カウンセリングを行う専門外来です。遺伝カウンセリングでは、胎児の心配事に対してどのように対応するのがご夫婦にとって最良と思われるか、とりうる選択肢を一緒に考えます。

遺伝カウンセリングを受けた後に検査を受けるかどうかはご夫婦の意思によるものです。したがって、基本的にはご夫婦でのご受診を推奨しております。ただし、ご夫婦でのご受診が難しい場合には、妊婦さんお一人での受診であっても、妊婦さんご本人に同意書へご署名をいただくことで当日の検査は可能です。(羊水検査は当日の検査はできません。)

当院で施行できる出生前検査はトリプルマーカー検査、NIPT検査 (2024年9月~)、羊水検査です。

出生前検査について、医師による情報提供をご希望の方は、是非遺伝相談外来をご予約・ご受診ください。

NIPT検査をご希望の患者さん

2023年9月 関東労災病院は「NIPTを実施する医療機関(連携施設)」として認定されました。

受診日までに下記の自宅準備をお願いいたします。

なお、NIPTは妊娠9週以降で受検可能です。

自宅準備

2 の同意書と、3 のチェックリストはプリントアウトしてご署名の上、お持ちください。

料金

遺伝相談外来 遺伝カウンセリング料(初診) 5,000円+税

NIPT検査料 140,000円+税 (陽性だった場合の羊水検査料は無料です)

無痛分娩 (麻酔分娩) について

2022年8月より産科麻酔専門医による無痛分娩(当院では麻酔分娩と呼んでいます)を開始しました。

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  • 日程を決めての計画分娩となります。
  • 分娩誘発剤を使用可能な、リスクのない経産婦さんのみを対象にしています。
  • 毎週月曜日のみ2名を上限としています。前日の日曜日に入院し、必要に応じて頸管拡張などの前処置を行います。
  • 月曜日に分娩誘発を開始し、専任の麻酔科医が硬膜外カテーテルを入れます。
  • 月曜日のうちに分娩の進行がなかった場合は、一旦分娩誘発を中止します。妊婦さんが希望し病棟にも余裕があれば翌日にもう一度、分娩誘発をおこなって麻酔分娩にトライすることもできます。
  • 麻酔分娩が成功した場合は出産費に追加して15万円がかかります。不成功や緊急帝王切開となった場合などは、入院費と使用した薬剤等の実費のみの請求となります。
  • 計画日より前に破水や陣痛が来た場合、麻酔分娩はキャンセルとなります。
  • 分娩や緊急手術が立て込むなど、医師や病棟の状況によっては麻酔分娩管理がご希望通りに行えない可能性もあります。

以下に、麻酔分娩に関する外来時からの一般的な流れをご紹介いたします。

I. 外来〜入院まで
  • 妊婦健診中に麻酔分娩希望の申し出があれば、妊婦健診を担当した医師が医学的な適用可否を判断する。
  • 条件一覧および説明事項
    • これまでの分娩が全て経膣分娩のみの経産婦であること、頸管拡張や分娩誘発が不可となるような母体・妊娠合併症がないこと
    • 計画麻酔分娩時の推定体重が2000gを超える見込みであること、巨大児ではないこと、頭位(頭が下)であること、児に異常がないこと
    • 計画分娩となることに同意いただけること
    • 費用について
    • 希望していても人数制限により不可となる可能性があります
    • 麻酔分娩に伴う分娩リスクや管理逸脱(医学的な理由で麻酔分娩を中止しなくてはならなくなる)の可能性があります
  • 33週前後の妊婦健診まで逸脱条件が発生しないか妊娠管理した上で、大丈夫そうだと判断されたら、35週前後の時期に麻酔科の麻酔分娩外来(月曜午前のみ)の予約を取り、同時に概ね38週台頃の麻酔分娩の日程を決める。説明同意書をお渡しする。
  • 35週頃、専任麻酔科の麻酔分娩外来で直接説明、質疑応答など。署名済み同意書を回収。
  • 日曜日に予定入院。
II. 入院〜分娩までの流れ
  • 日曜日に入院したら、日直の産婦人科医が診察。頸管拡張など前処置の必要性を判断する。
  • 胎児心拍モニターを1時間装着し、異常が無いことを確認する。点滴の末梢ルートを確保する。
  • 月曜日当日は朝から禁食(飲水は可)、6時前頃から胎児心拍モニター開始。
  • 自動血圧計、パルスオキシメータを装着し分娩誘発開始。
  • 分娩誘発の状況を見て分娩室に移動し麻酔科医が硬膜外カテーテル留置、テストドーズで異常ないことを確認。
  • 痛みがついてきたら、専任麻酔科医により薬剤投与開始。 家族の立ち合い開始許可はスタッフが案内する。
  • 15時頃までに陣痛が来なかった場合、分娩誘発は中止。希望があれば翌朝、再度分娩誘発を行う。希望がなければ麻酔分娩不成功として退院。自然陣発を待つ通常の妊娠分娩管理となる。
  • 分娩後は会陰縫合終了後カテーテルを抜去する。
  • 通常の手順で分娩室にて分娩後2時間までバイタル等含め様子を見て居室に移動する。
III. 分娩後
  • 歩行など問題ないことを確認し、通常の分娩後管理となる。
  • 今後の麻酔分娩管理に役立てるため、今回の分娩について、患者さんに麻酔分娩を振り返ってのアンケート記載をお願いしている。

当院の体制概要

両親学級/マタニティヨーガ

両親学級

対象

妊娠30週以降の参加希望の妊婦さん(ご主人・パートナーの方も参加可能です)

  • お一人でも参加可能です。
  • 無痛(麻酔)分娩予定の方も参加可能ですが、自然分娩の内容のみを行います。
日時 第1・3木曜日
※ 年末年始、祝日の開催はありません
時間

13:00~ 受付開始(外来Cブロック)

13:15~ 開始(外来棟3階講堂)

15:30頃 終了

受講料

1,500円/人(妊婦さん以外の参加者は500円)

内容

入院の準備や方法・お産の経過と過ごし方・立ち合い出産について

赤ちゃん人形を使って抱っこやオムツ交換などの体験ができます。

事前に配布されている母親学級の動画(QRコード)を視聴してからご参加ください。

  • 当日は不織布マスクをご着用ください。
  • テキストを持参してください。
  • 感冒症状があるなど、体調不良の方は参加できませんのでご了承ください。

参加希望の方は外来Cブロック受付にてご予約ください。

マタニティ・ヨーガ

※現在開催を中止しております。

マタニティ・ヨーガは、妊娠中の体に負担がかからないようストレッチのような動きで筋肉をほぐすことで、腰痛・肩こり・足のつりなどの妊娠中の不快な症状を取り除くことができます。ゆったりとした呼吸法で瞑想しながらリラックスし、出産に向けて心と体を整えていきましょう。

※お腹が張っている時や、何か異変があった時には中止しましょう。

曜日 第2・4月曜日
場所 図書室 (関東労災病院9階 産婦人科病棟)
料金 1,100円(税込)
対象者 当院で分娩予約のある妊娠経過に異常のない、妊娠20週以降の妊婦さん
持病のある方は、かかりつけ医にご確認のうえ、お申込みください
申込み方法 Cブロックの受付で予約してください

入院について

お部屋は全室個室です。プライバシーが守られ、ゆったりおくつろぎいただけます。

  • お部屋の基本タイプは、個室Cです (下部に示す分娩費用には個室C差額ベッド代を含みます)。
  • ご希望により、特室、個室A、個室Bのお部屋も選択いただけます。(要差額ベッド代)
    【特室】【個室A】【個室B】は育児手技取得のための付き添いも可能です。
    お父さんも産後早期からご一緒に育児ができ、父性の育みにつながります。
    事前に申し出があれば簡易ベッドをご用意します。
特室(差額ベッド代: 36,000円(非課税))
個室A(差額ベッド代: 23,000円(非課税))
個室B(差額ベッド代: 20,000円(非課税))
個室C(基本)参考: 18,000円(非課税)
※下部に示す分娩費用には、個室C(基本)の差額ベッド代を含みます。

病棟設備

デイルームやお部屋から景色を楽しむことができます。

デイルーム
お部屋からの景色
陣痛室
分娩室

陣痛室と分娩室では、オルゴールの音楽が流れています。

入院中の生活

経腟分娩の場合

入院日数6日
(出産当日より数えて6日間※経産の方は5日間)

帝王切開の場合

前日入院を含めて約10日

その他

希望される方には、沐浴実施を行っております(有料)。
産後の交流会に参加いただくことができます。
移動販売を行っており、お部屋で買い物をすることができます。

面会について

1階【防災センター】にて面会手続きを済ませ、【面会許可証】を持参してナースステーションまたは、ナースコーナーにお越しください。
(来院予定のご家族・ご友人にもお伝えください)

  • 平日: 15時~20時まで
  • 土日祝: 10時~20時まで

※安全のために、お産当日でも面会時間は必ずお守りください。
※インフルエンザや高熱、伝染病(はしかなど)の疑いのある方や、接触の可能性のある方の面会はお断りさせていただいております。

母子同室

お母さんと赤ちゃんの状態がよければ、24時間同室が可能です。
赤ちゃんとそばで過ごすことで、頻回母乳もでき、母乳育児も推進できます。また、退院後を見越して、入院中に育児の練習が十分できます。

母乳育児

基本的には母乳育児を推進しておりますが、お母さんの体調や、育児スタイルによってミルクでの対応もしています。
母乳でがんばりたいお母さんには母乳育児の指導を行います。お母さんの 産後の生活や育児スタイルにあった形で優しくサポートをします。

産後健診/生後1か月健診

産後健診

お母さんの産後健診を、金曜日(平日)14:00から行っております。産後、ご希望日をスタッフに伝えていただき、予約をお取りください。

産後健診について

入院日数6日(出産当日より数えて6日間経産の方は※5日間)

受付時間 13:00~14:00
来院時の手順 14:00までに、妊婦健診と同様、検尿後にCブロックで受付をお願いします。
体重測定、血圧測定を済ませて、問診票に記入して受付に提出してください。
持ち物 診察券、母子手帳(*必ず持参をお願いします)※内診があるため、赤ちゃんをあずけるか、付き添いの方と一緒に来院をお願いします

栄養指導

希望される方のみ、栄養士による栄養指導があります。
受付時間13:00
指導時間13:30から

生後1か月健診

入院中に手続きされる場合は、赤ちゃんの診察券を持って1階の予約センターでご予約をお願いいたします。
入院中に手続きができなかった場合は、当院の予約センターにご連絡ください。
電話: 044-435-5041(予約センター直通)

健診当日の手続きと流れ

1.13:45に、総合受付①番(初診受付)に保険証と診察券をご提出ください。
2.赤ちゃんの名前を登録した用紙をお渡しします。
3.渡された用紙に母子手帳を添えて、Cブロック受付へお持ちください。
4.計測→診察をいたします。
5.健診時に【ケイツーシロップ】をお受け取りになり、その日のうちに飲ませてあげてください。

産後2週間健診 (母乳外来含)

母乳育児に関すること、育児で不安なこと・心配なことなど...経験豊富な当院の助産師にご相談ください。(対象:生後2か月まで)

予約方法 電話にて受付044-411-3131(代)
産婦人科外来
予約枠時間 火・水・金
①13:30/②14:30/③15:30
場所 産婦人科 外来(Cブロック)

費用について

費用に係るお問い合わせにつきましては、1階総合医療相談センター入退院窓口で受けております。お気軽にお声かけください。

分娩費用

経腟分娩 (平日、時間内)

  • 初産婦…およそ71万円
  • 経産婦…およそ66万円

直接支払制度をご利用の場合、病院へのお支払い額は、上記金額から出産育児一時金の50万円を差し引いた金額となります。

  • 土日休日、時間外、深夜等、分娩の曜日・時間帯により費用が異なります
  • 上記の金額には、個室C(基本)の差額ベッド代を含みます
  • 上記の金額には、新生児の介補料、検査料等を含みます
  • 6日以降入院期間が1日延長: 約53,000円ほど追加費用 (入院料等) が発生します
  • 分娩の状態により費用が加算される場合があります
  • 40歳以上の初産婦、妊娠高血圧症候群等の患者さんには、ハイリスク分娩管理料(3万円)が加算されます
  • 分娩経過内容により、健康保険の適用となる場合があります

帝王切開

  • 75万円前後(10日間入院の場合)
    *保険適用(例: 一部負担金割合 3割)での概算額です

直接支払制度をご利用の場合、病院へのお支払い額は、上記金額から出産育児一時金の50万円を差し引いた金額となります。

  • 土日休日、時間外、深夜等、分娩の曜日・時間帯により入院料が異なります。また分娩の状態により入院料及び費用が追加される場合があります
  • 上記の金額には、個室C(基本)の差額ベッド代を含みます
  • 上記の金額には、新生児の介補料、検査料等を含みます
  • 加入している保険者へ限度額適用認定証を事前申請し、ご入院前に当院にご提示いただくことでご負担いただく一部負担金が更に軽減されます

その他

入院保証金
  • 分娩予約をされた方は、妊娠32週までに保証金10万円を③番窓口へお預けいただきます。

産科医療補償制度について

当院は産科医療補償制度に加入しています

  • 目的1:
    分娩に関連して発症した脳性麻痺の児およびその家族の経済的負担を補償する。
  • 目的2:
    脳性麻痺発症の原因分析を行い、将来の脳性麻痺予防に資する情報を提供する。
  • 目的3:
    これらにより、紛争の防止・早期解決および産科医療の質の向上を図る。

交通アクセス

  • 最寄駅

    東急東横線・目黒線 元住吉駅 徒歩7分

  • 住所

    〒211-8510 神奈川県川崎市中原区木月住吉町1-1

  • バス

    JR横須賀線 武蔵小杉駅から約10分
    JR川崎駅から約30分
    JR新川崎駅から約20分

外来受付のご案内

  • 受付時間

    平日8:15~11:00(眼科のみ10:30まで)

  • 休診日

    土曜日、日曜日、祝日、国民の休日、年末年始

  • 電話番号

    044-411-3131