
医師が、医師としての人格をかん養し、将来専門とする分野にかかわらず、医学および医療の果たすべき社会的役割を認識しつつ、一般的な診療において頻繁に関わる負傷または疾病に適切に対応できるよう、プライマリ・ケアの基本的な診療能力 (単独での救急初期対応・チームでの入院診療) を身につけることができるように、研修目標を各診療科で定める。
循環器内科、消化器内科、総合内科を必修(4週または8週)とする
腎臓内科、糖尿病・内分泌内科、神経内科、呼吸器内科、血液内科、感染症内科を残りの内科必修期間で選択(4週)可能とする。
聖マリアンナ会東横恵愛病院、当院で行う。
以下の3病院の内1病院で研修を行う。
地域医療と小児科で合計4週以上実施
28診療科から選択可能
4週単位

2年次の夏頃までに進路選択できるよう、24ヵ月をおおまかに3期構成とし、1年次から選択枠を配置した研修プログラムとしています。
| 第1期 (1年次 4月~9月) |
基礎的研修(6ヵ月) |
|---|---|
| 第2期 (1年次 10月~2年次 9月) |
進路選択期間(12ヵ月) 進路決定のために自由選択枠(5~6ヵ月)を確保 |
| 第3期 (2年次 10月~2年次 3月) |
進路決定後の研修(6ヵ月) |
2年間の初期臨床研修期間で厚生労働省の初期臨床研修指導ガイドラインで定める内容を、無理なく計画的に経験ができるように作成しています。このスケジュールは研修医と意見交換をしながら改良していきます。



3ヶ月ごとに初期研修医全員で集合研修を行います。
内容は各種講義や症例検討、発表会、シュミレーショントレーニングなどに加えて、院内で開催される緩和ケア講習会、BLSやICLS講習会の受講をします。
研修医が企画をした内容を行うこともあります。
また、医師臨床研修指導ガイドラインの到達目標である、『医療の質と安全管理』『社会における医療の実践』を集合研修を通じて診療報酬制度、チーム医療、社会復帰支援、院内委員会などに参加、学習し成果を発表することで、効率よく知識が共有できるようのに企画しています。

当院は2次救急医療機関として地域の救急診療を担っています。
原則として救急患者のFirst touchは研修医が行います。
日当直体制は研修医1年次1名、2年次1名です。
指導医・上級医としてER担当が1名、病棟救急担当が1名おり、さらに専門診療科としてICU、脳卒中、循環器、整形外科、産婦人科の医師が当直をし、その他の診療科もオンコール体制を整備しています。
一般的な疾患から専門的な疾患まで、上級医のバックアップをうけながら救急患者のFirst touchを研修医が行うことができます。
2024年11月14日、院内にてJMECC(Japanese Medical Emergency Care Course)を開催しました!当日は5名の研修医が参加し、内科救急における初期対応から心肺停止対応(ICLS)まで実践的なトレーニングを行い、充実した研修となりました。
当院では、今後も継続的に医師の救急対応能力向上を目指し、研修の機会提供に努めてまいります。
内科系・外科系ともに熱意のある上級医・指導医たちが研修医指導にあたっており、指導体制は充実しております。
臨床研修指導医講習会を受講した臨床研修指導医・メディカルスタッフが多数おり、病院全体で研修医を育成する風土があります。
交通アクセス
最寄駅
東急東横線・目黒線 元住吉駅 徒歩7分
住所
〒211-8510 神奈川県川崎市中原区木月住吉町1-1
バス
JR横須賀線 武蔵小杉駅から約10分
JR川崎駅から約30分
JR新川崎駅から約20分
外来受付のご案内
受付時間
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