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研修医メッセージ

研修医から

関東労災病院 初期臨床研修医の誓い

2025年度 初期臨床研修医の誓い

2024年度 初期臨床研修医の誓い

2023年度 初期臨床研修医の誓い

研修医からのメッセージ

研修医 M

当院の臨床研修の特徴は「研修医が主体性を持って多くのことを学べる」ことです。ほとんど全ての診療科が揃っており、自由選択期間が多くもらえます。そして、指導熱心な指導医のもと様々な手技を経験させていただくことができます。2年間の研修の中で間違いなく実力がつく病院だと思います。
研修医も上級医もその他スタッフも、皆優しくて暖かい病院です。ぜひ一度見学に来てみてください!

研修医 N

関東労災病院は600床程度の規模を持つ地域医療の中核を担う病院です。600床という絶妙な規模で、ほとんどの診療科が揃いつつも、上級医やコメディカルの方々との距離が近くて相談がしやすい点が魅力だと思います。整形外科の規模が大きい病院ですが、他の診療科でもしっかり勉強して進路を決めることができます。ぜひ一度見学に来て雰囲気を感じてください。

研修医 A

数多くの診療科が揃っており、何科志望であってもバランスの取れた研修ができることが関東労災病院の特徴だと思います。
1年目から自由選択枠が使えるので、マイナー科志望であっても入局前に志望科をローテートできる点も魅力です。
他にも色んな魅力があるので、研修先で悩んでる方、ぜひ一度見学に来てみてください!

研修医 G

幅広い診療科が揃った大規模な病院であり、どの科に進むにしても十分な症例を経験できます。意欲があれば手技も業務もどんどん教えてもらえるし任せてもらえるので、自分のペースでいくらでも学びや経験を深められます。指導医の先生方は本当に親身に指導してくださいますし、スタッフの方含め関わる方がみんな優しいので、安心して働きながら実践的な力を養うことができました。ぜひ一度見学に来てみてください。

研修医 M

整形外科をはじめ、内科系・外科系すべての診療科が充実しています。私は内科志望で入職しましたが、さまざまな科を志す先輩や後輩と出会えたことも、とても刺激になりました。どの診療科に進むとしても、バランスの取れた研修ができる環境で、これからの医師人生にとって良いスタートが切れると思います。見学の採点などもないので、ぜひ一度気軽に見に来てみてください!

研修医 Y

私は入職当初、進路に迷っていましたが、各診療科で充実した研修を重ねる中で、自然と自分の進みたい診療科を見つけることができました。また、女性医師も多く活躍しており、将来のロールモデルとなる先生方と出会えたことも大きな励みになっています。
関東労災病院は、進路に迷っている方にも自信を持っておすすめできる研修先です。ぜひ一度見学にいらしてください!

研修修了OB・OGからのメッセージ

皮膚科 K先生 (2022-2023年)

この文章に辿り着いた君はきっとマッチングでどこを受けようか考えている最中なのだと思う。ある程度大きな市中病院で、科が揃っていて、研修医の数も10人前後で、研修医室があって、家賃の安い寮が病院の敷地内にあって立地が良い。救急外来はファーストタッチできて、当直明けは午前中に帰れる。そんな病院を探している君にとって当院は志望の候補に挙がるだろう。これらの詳細は他の方に譲るとして、私が当院を第一志望とした一番の理由について書くこととする。それは、自由選択期間が一年目にあるという点である。マイナー科はシーリングがある場合が多く、早めに進路を決める必要がある。実際に働いてみて決めたい人は多いと思う。私は皮膚科と眼科で迷い、どちらもローテーションし納得したうえで皮膚科を選ぶことができた。初期研修の意義はある程度どの科の患者を診れるようになることと、将来の進路を決めることにあるのではないだろうか。

百聞は一見にしかず。当院に見学に来て受験していただければ幸甚である。

呼吸器外科 O先生 (2020-2021年)

2020〜2021年度に関東労災病院で初期臨床研修をいたしました。

医師5年目の現在、外科専攻医として修練中の身であり、ご縁もあって関東労災病院に戻り呼吸器外科として勤務をさせていただいております。

学生の頃、志望科を具体的に決めていなかった(漠然と外科系かなとは思っていた)ので、多くの診療科が揃っているかつローテションの選択の自由度が高い関東労災病院で研修することを決めました。実際に働き、経験していく中で、診療科に対する印象がわかり、将来の進路選択に役立つことも多いです。実際、私自身も当院で呼吸器外科を研修することでその魅力を体験し、進路を決めるに至りました。初期研修以降は専門性を高めていく道を進む方が多いと思われますが、発熱のアセスメントや緊急時の蘇生対応、集中治療管理などのスキルはこの先も勿論必要ですし、病院によっては外科当直で骨折・脱臼の整復など他の外科疾患のスキルも必要なこともあり、当院研修で多くの診療科で学んだことで救われた経験が多々あります。ぜひ一度見学にいらしていただいて当院の雰囲気を肌身で感じ取っていただき、医師として働いている自分をイメージしていただければなと思います。

脳神経外科 S先生 (2019-2020年)
当院の研修を振り返って

私自身は病院に四六時中待機しており、緊急の処置があれば指導医に呼んでもらえるようチャンスを狙っているような研修医でした。私のような生活をしている研修医は少数派で、むしろオン・オフをしっかり取っている同期のほうが多かったです。ただ、そこのギャップで困ったことは一切なく、お互いの考え方をリスペクトできていたので、勤務中もプライベートでも楽しくやっておりました。また、ある総合診療科の指導医との出会いは大きな影響がありました。患者がどのような病気かの診断のみならず、何故その病気に至ったかを考えること、病院を離れたときにその患者がどのように振る舞うかを考えることを学ぶことができたのは重要な経験でした。その先生が、患者の緊急時に(私が希望していたので)電話で呼んでくれましたので、たくさんの手技も経験することができました。病院は武蔵小杉にありましたので、繁華街に近く、先輩に飲みに連れて行っていただき、コメディカルとのコミュニケーションを潤滑に行うこともできるようになりました。一定間隔である研修期間に、意識しないと学びにくいDPC・労務管理についても指導していただいたことはとても重要だと感じています。学んだことは正直多くて書ききれないですし、すべての指導医・スタッフに感謝しています。

当院での研修から進路選択に至るまで

脳神経外科か脳神経内科に興味が有りました。1年目に脳神経外科をローテーションした際に、脳室ドレナージや穿頭洗浄術、開頭血腫除去術の術者までさせていただき、手術に対するmotivationが生じて、脳神経外科を専攻しました。この時出会った指導医のもとで手術を学びたいと感じたため、今の進路を選択しました。

専攻医の立場で今の研修医はどのように見えるのか

外科系を志望する学生に向けて、特に手技に興味があると思うのでそれについて。手技の難易度や専門性、触れる頻度、侵襲性を考慮して下記の3群に分けてみました。

  • 静脈ライン挿入、胃管挿入、尿道カテーテル挿入、超音波検査、創部縫合
  • 緊急気管挿管、動脈ライン挿入、中心静脈カテーテル挿入、腰椎穿刺、胸腔穿刺、関節穿刺
  • 気管支鏡、消化管内視鏡、カテーテル検査、虫垂炎手術/ガンマネイル/穿頭洗浄術の術者

まず1群はどのような医師になるにしても必要な手技で、どのような病院で研修を行ってもある程度身につくと思います。3群は専門性の高い手技で、いわゆる「手技がいろいろできる」と謳っている研修病院で経験できる可能性があります。しかし今になって思うと3群のような手技は、関連分野を専攻すれば沢山経験するし、専攻しなければほとんど触れる必要がないように思います。(地方で総合診療医になった私の友人はこのあたりも色々していましたが。)つまり3群は「できなくてもいい」と思います。実際に差がつくのは2群のような手技だと思います。もちろん3次救急の病院のほうが2群の機会頻度でいうと多いとは思うのですが、そういう病院では若い救急専攻医がたくさんいますので、たとえば気管挿管を初期研修医がするのはかえって難しいでしょう。救命に携わる科に進む場合は突然2群のような手技が必要になるシーンが絶対にでてきます。当院での研修経験で救われたと感じたのは2群の手技を十分習得できたことです。

なお、手技以上に重要なことはcommonな問題をある程度自己解決できることと、プレゼンテーションをしっかりできることです。発熱患者に対して頻度の高い原因をアセスメントすること、妥当な抗生剤を適正使用できること、入院患者の血糖管理・インスリンを調節できること、電解質異常を補正すること、人工呼吸器や鎮静薬・循環作動薬を使いこなせること、ベッドサイドで心エコーをおこなってある程度の機能評価ができること、高血圧や脂質異常症など二次予防の管理といったことは、研修医の間に習得しておいたことで、専攻医になってからの診療の随分な助けになっています。またさらに重要なことは、自分で管理するべきこととそうではないことのラインをはっきりさせて、適切なタイミングで専門医に紹介できる能力です。その際にプレゼンテーション能力が非常に重要で、これは手術の適応を判断する際にも通じるものがあると思います。

外科系にすすむにあたって、術者になるのは当然目標となりますが、そこに至るまでの基礎能力を身につけるために、当院での研修は非常に重要だと思います。

腎臓内科 U先生 (2021-2022年)
当院の研修を振り返って

0からというよりも、マイナスから学ばせて頂いたというのが振り返った時の感想です。

私は医学部6年生の時に新型コロナウイルス感染症の影響ですべての病院実習が中止となりました。病院ではどういったことが行われているのかを十分に理解しないまま当院での研修生活が始まりました。研修医1年目の間は、できないことがあっても「いつかできるだろう」「最初だからできないのは仕方がない」という考えに甘えてしまい、成長できる機会を逃していたなと思います。2年目となり後輩ができてから「後輩や患者さんにいろんなことを教えてあげたいけど教えられることがない」と気付き、積極性を持って研修に臨む意識を持てるようになりました。そういった2年間を過ごした中で思ったこととしては、当院は“如何なる状況の研修医も研修がしやすい環境だった”ということです。自分が何を努力するべきなのかわからない時や、自分が何かを頑張ろうとする時のどの場面でも、その時の自分に合った研修が当院で出来たように思います。そういった環境を作って頂けた研修担当の先生や指導医の先生方には感謝が尽きません。

抽象的な話ばかりになってしまったので、以下に具体的なことも挙げます。

まず、ある程度の科が揃っている為、進路変更に幅を持たせられる点は当院の強みだと思います。選択期間も長いので実際に科を見て考える時間を確保しやすく、何科に進むべきか悩んでいる学生には向いているかもしれません。

時間内と時間外のメリハリがある点もおすすめです。時間内は経験できる患者数や手技はある程度あり、自身の意欲次第では充実した研修ができると思います。時間外に関してはしっかりと確保されており、寮に住む研修医が多いですが、病院の近くに住んでいるから強制的に時間外も呼ばれる、といったことはありません。

武蔵小杉という立地も良いですし、病院全体の雰囲気も良いと思っています。

当院での研修から進路選択に至るまで

私は整形外科医になるために当院での研修を選択しました。当院は日本で初めてスポーツ整形外科を標榜した歴史と実績のある整形外科があり、そこに身を置いてより良い整形外科医としての一歩目を踏み出そうと思っていました。しかし研修医1年目の7月にローテートした腎臓内科で、上級医が患者を疾患のみではなく社会的背景を重視し、一人一人の幸福を追求している点に感銘を受け、初めて内科を意識するようになりました。2年目の5月に改めて腎臓内科をローテートした際、患者の病態を理論的に説明している上級医を見て、こういった先輩方のような医師になりたいと強く思いました。整形外科に関しても、研修前に抱いたイメージ通りの格好良さは研修した後も変わりませんでした。歩けなかった患者が歩いて退院していく様子は非常に魅力を感じました。そのため大いに迷いましたが、私は腎臓内科の道を選びました。他でもない当院の腎臓内科を進路として選択しました。もともと腎臓内科は志望科の候補にもなかったので、当院で研修していなければ腎臓内科医を志すことはなかったと思います。

専攻医の立場で今の研修医はどのように見えるのか

当時の私よりずっと優秀です。本当にそう思います。

研修医2年目については地力があるように思います。当院では1年目の4月から救急当直業務をしますが、その中であらゆる疾患を経験することで夏から秋にかけてある程度自立していきます。当直業務に限ると、その頃には上級医は研修医のバックアップとなり、問診や診察は研修医が主体的に行っていくようになります。上級医とも積極的な意見交換を交わせるようになり、徐々に研修医から自立した一人の医師へと成長します。そうした過程で経験を積んでいる為、一般的な臨床業務でも主体性を持って診療にあたる習慣がつけられているように感じます。

研修医1年目については努力家が多い印象です。不足している経験を努力で埋めようとする様子が見られます。過去数年間を通じても当院の研修医は協調性のとれる明るい人間性を持った人が多いので、今のまま真っ直ぐ成長していくことを、一先輩として期待しています。

病院説明会時のQ&A

バックナンバー

在籍研修医からのメッセージ

2022年度版 初期臨床研修案内

2022年度 採用研修医へのメッセージ

研修修了OB・OGからのメッセージ

2021年4月の初期研修医座談会

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    〒211-8510 神奈川県川崎市中原区木月住吉町1-1

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    JR新川崎駅から約20分

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