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健康コラム

不明熱って?

不明熱って?

様々な定義がありますが、おおまかに以下の条件に当てはまるものを言います。

  • ・発熱の持続期間が3週間以上
  • ・38.3度以上の発熱が、経過中に数回以上みられる
  • ・1週間の入院精査にて原因がわからない


 ただし、近年では便宜的に持続期間によらず、様々な精査を行ったにも関わらず、原因が不明である発熱のことを「不明熱」と呼ぶことが多いようです。

“検査”をすれば必ず熱の出る原因はわかる?

「病気の診断」には、どんな症状があるのか、症状の経過を知ることが最も重要です。
 この経過より考えられる(推測される)病気について、検査を行い、病気があるかないかを調べます。検査は万能ではないため、時に病気があっても検査が陰性(検査では“病気はない”)となったり、逆に病気がなくても検査が陽性(検査では“病気がある”)となったりすることもあります。
 症状が典型的な場合、検査をせずに「病気の診断」に至る場合もありますが、多くの場合、症状の経過と検査結果を総合的に判断して「病気の診断」に至ります。
 検査には、数十分以内に結果が出るものから、数日間を要するものまで様々なものがあります。検査をすれば必ず、すぐに(その日のうちに)診断がつくわけではありません。

“検査”が「陰性」なら病気ではない?

時に【“検査陰性”= 病気がない・安心ではない】ことに注意しましょう。

 例えば、毎年冬に流行するインフルエンザは、迅速検査が陰性でもインフルエンザでないと言い切れない疾患の代表です。インフルエンザ迅速検査が陰性でも、医師の判断でインフルエンザと診断することもあります。

疾患 あり疾患 なし
検査 陽性(+) A(真陽性) B(偽陽性)
検査 陰性(-) C(偽陰性) D(真陰性)


検査結果は上記表の“A(真陽性)”か“D(真陰性)”に確実におさまってくれれば良いのですが、どうしても疾患を上手に見つけ出すことのできない“B(偽陽性)”や“C(偽陰性)”というものが含まれます。

前述の「インフルエンザ迅速検査」では、“C(偽陰性)”となってしまうことが、冬のインフルエンザ流行期では一定数あると言われております。残念ながら、検査は必ずしも万能ではないのですが、近年では、科学技術の進歩により、よい検査もたくさんあります。

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