「感染症」って何？

「感染症」とは、様々な病原体の感染により生じる疾患(病気)の総称です。

感染症」は、感染の原因微生物(病原体)が私達(ヒト)に感染することにより、発熱をはじめとした様々な症状を引き起こします。感染の原因微生物には以下のようなものがあります。

　普段、私達に起こる感染症は、「細菌」か「ウイルス」のどちらかが原因微生物であることがほとんどです。

	細菌	ウイルス
増殖	自己増殖できる	単独で増殖できない ^※宿主(ヒト等)が必要
大きさ	1μm (ウイルスの100倍の大きさ)	0.01μm
主な病原体	大腸菌肺炎球菌黄色ブドウ球菌サルモネラ菌結核菌など	インフルエンザウイルスノロウイルス B型,C型肝炎ウイルス水痘,帯状疱疹ウイルス HIV など
抗菌薬の効果	効く ^※病原体によって、効果のある抗菌薬を選択する必要がある	効かない ^※病原体によっては、抗ウイルス薬が効くものもある
代表的な疾患	肺炎腎盂炎胆管炎蜂窩織炎(ほうかしきえん) など	いわゆる“○○かぜ” 喉かぜ, 鼻かぜ, 咳かぜ胃腸かぜ帯状疱疹など

例えるなら「細菌」がソフトボール大とすると、「ウイルス」は米粒大。
^※細菌は「1μm=1/1000mm」(目に見えない)であることに注意!

健康コラム

交通アクセス

外来受付のご案内